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一戸建てのデメリット7選 戸建購入前に知っておきたい!不動産屋が教える戸建リスク&デメリットについて

皆様こんにちは!マイホーム不動産です。

今回は戸建を購入する方に向けて、ぜひ知っておいて頂きたい「戸建のデメリット」を8つ、挙げていこうと思います。

デメリットももちろんありますが、それでも戸建はコスパが良いことが多いんです。

その点をしっかりと理解した上で、ご覧頂くと良いと思います。

では順番に行きましょう!

*YOUTUBEの「ショート動画」「ゆっくり解説」もございます。お好きな方でご覧ください!↓

戸建のデメリット1 気温差の影響を受けやすい

マンションと違って、戸建は比較的「寒い」と感じる事が多いと思います。

風が抜ける家なら、夏場は涼しいこともありますが、冬はマンションに比べると寒いことが多いですね。

それでもどんどん住宅性能が上がっているので、昔の木造家屋に比べると、とても寒暖差の影響が薄くなっていると思います。

ただマンションと比べると、どうしても寒暖の差が激しくなるのが一戸建てです。

ただ建物の断熱性は年々上がってきており、断熱性・気密性を高めたことで生じたシックハウス症候群などの問題を経て、次は24時間換気システムが義務付けられました。

しかし一戸建ては木造建築が多いことに加え、下の階に住人がいるマンションなどと比べると、確かに一戸建ての方が寒暖差は大きいと言わざるを得ません。

マンションから一戸建てに転居される方は、寒暖差がある面を知っておかれると良いでしょう。

戸建は寒暖差がデメリット

戸建のデメリット2 階段や段差が多い

戸建のデメリットは、バリアフリーを求めている方にとってはここが一番大きいかもしれません。

もし平屋家屋だとしても、どうしても基礎部分が上がります。

ですから何段か上がって玄関に入る戸建の方が多いですし、階段がついた2階建ての戸建が多いですよね。

「2フロアに分かれている方が良い」という方もいらっしゃいますし、もちろん人それぞれですが、老後など階段が不安になる方も多いでしょう。

マンションや平屋建ての建物には発生しない、「階段掃除」という微妙なオプションがついてくるのも一戸建てのデメリットと言えるでしょう。

しかしむしろ運動にはなりますし、立体的なインテリアの一部として階段をとらえるデザイナーも居ますから、良い面もあることを念のため付け加えておきますね。

戸建の段差・階段

戸建のデメリット3 駅から遠い戸建が多い

戸建はマンションと違い、土地の所有権をまるごと購入できる物件です。

そのためあまり駅が近いと、物件価格が高くなったり、同じ価格の物件でも実際に使用する面積がマンションよりも少なくなったりします。

そのため、必然的に駅から遠ざかる物件が多いですね。

またマンションは駅前などの建ぺい率容積率が高い立地でないと建てられませんから、駅から少し離れた住宅街に戸建が集まるのも無理ありません。

どちらかというとマンションの方が建築会社の利幅が大きいので、駅近くで広く、建ぺい率や容積率が良いなら、マンションを建てる場合の方が多くなります。

マンション会社は利幅の大きさから買値を付けますから、戸建会社は金額で負けてしまうことが多いんですね。

この様な住宅階の事情もあり、戸建はマンションには向かない、住宅街向けの立地に建てられることが多いのです。

戸建は駅から遠い!?

戸建のデメリット4 庭の雑草・虫問題

戸建のデメリットは、マンション住まいの方が嫌がる面が多いです。

例えば「雑草を抜くのが嫌」「虫がくる」も、その一つだと思います。

これは女性に多いと思いますが、確かに高層階のマンションに比べたら虫が多いと思います。

かく言う戸建住民のすずき自身は、ほとんど家で「G」と呼ばれる虫や「カメムシ」?をみる事はありません。

(*築年数で言うと、15年前後の家に住んでおります。)

しかし夏に玄関ドアを開けている時間が長かったり、オレンジなど甘い香りのする芳香剤を使っているとたまに入って来たりしますね(ピエ~!!)

そのため彼らは、生ものや美味しそうな芳香剤につられるのではないかと考えております、はい。

マンション住まいの友人宅(6F)には虫はほとんど来ないそうです。

(*他のマンション住まいの8Fの友人宅には来るらしいので、これについてはエレベーターに乗ってくるのでは?とか囁かれております。←頭良すぎですよね。)

なのでこの虫問題は、戸建に住む上ではひとつのデメリットだと思います。

雑草についても確かに管理が必要なので、人によってはデメリットといえるかもしれません。

(ガーデンを作って優雅に暮らすには、良いんですよね。)

戸建は虫が来やすい&草取りが必要なことが多い(エクステリア工事による)

戸建のデメリット5 災害に比較的弱い

また戸建はマンションに比べると、災害や火災に弱いと言えます。

もちろん確率としては過去のデータを見ると非常に低いとは思いますが、例えば水害で流されたり、地震で倒壊したりするのはマンションに比べると戸建の方が多いですよね。

その分火災保険料金の設定も、マンションに比べると少しお高いです。

もちろん戸建の耐震基準なども年々厳しくなっていますから、新しい戸建については災害に対する手だてが、どんどん新設されていますね。

水害については、ハザードマップを確認することをおすすめします。

もちろんマイホーム不動産ではご案内の時など、早い時点で確認できる物件については必ず隠さずお伝えしております。

そういった部分も物件価格に反映されていますから、価格とのバランスで考えると良いと思います。

災害はどんな物件にも降りかかりますし、リスクはゼロにはなりません。

しかし確率自体は非常に低いこと、賃貸でもそれなりのリスクがあることを考えると、それを踏まえた上で物件を購入するのが良いと思います。

災害に弱い面もあるが、新築戸建の性能はかなり上がっている

戸建のデメリット6 外壁や外回り修繕も自分で

戸建の場合によくデメリットとして言われることが多いのは、「修繕に費用がかかる」「維持費が大変」ということです。

もちろんマンションとは違い、戸建は修繕などの計画を自分で行う必要がありますね。

ただしデメリットと言われる「修繕に費用が掛かる」については、本来はマンションの方が全体を通してみると費用が高いことが多いです。

(仕方ないことですが、応接スペースやプールが付いているなど、共有部が広いとさらにかかりますね。)

マンションは外回りについては修繕積立金で毎月の支払い義務がありますし、内装については戸建と同様に、ご自分で修繕を行う必要があるからです。

しかし計画的に自分で積み立てていけるなら良いですが、当初からその計画がすっぽり抜け落ちていると、修繕費用を捻出するのが大変になってしまいますね。

戸建の場合、修繕積立金を支払う義務もないですし、管理費用もありません。

そのように自由にできるのがメリットの半面、ご自分で計画はしておく方がいいですね。

戸建の場合、「リフォームは自由にカスタムできる」というメリットを意識しつつ、10年後20年後の修繕費用を貯めておくのがおすすめです。

(マイホーム不動産では、外壁塗装やリフォームなども知り合いがおり、お安くしっかりとやっていただける業者さんを紹介しております。必要な時はご相談ください。←自宅をやってもらいました。)

戸建の修繕は外壁や外回りも全部自分で行う、ただし自由度が高い

戸建のデメリット7 耐用年数が短い

さてマンションなどの鉄筋コンクリート造の建物に比べると、一戸建ては木造が多い為、建物の耐用年数が比較的短くなる、というのも戸建購入のデメリットとして挙げられます。

ただし↓のおまけ話にも出てきますが、「耐用年数が短い=次回の自由度も上がる」ととらえる事もできますから、この点についてはデメリットという面だけではない、という事を知っておいて頂きたいですね。

(戸建の売却おまけ話)

「戸建は耐用年数が低い」は確かにそうなのですが、不動産売却という視点で見てみると、むしろ解体に費用がかさむ鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建物は、年数によっては売却の際に売りにくくなってしまう面もございます。

もちろん売れない物件はございませんが、築年数が経つにつれて物件として売り出す場合、土地として購入されるお客様にとっては解体工事にかかる費用を考えて予算取りをしなければなりません。

すると木造の場合は解体が比較的しやすいため、土地としての資産価値はそれだけ上がる訳ですね。

建物ありでの売却をする場合は、築20年を経たあたりから、購入される方の目的がリフォームをして住むか、解体して土地として購入をするかの2つの選択肢が出てくる場合が多いです。

その場合に土地として考えている購入者の方は、解体費を含めた予算で物件を見ます。

ですからコンクリート造だから、鉄骨造だから絶対に良い!という風にはならないんですね。

本当に不動産に100%はないんですね。

戸建のデメリットを踏まえつつ、60~70点の戸建を購入するのがおすすめです!

さて戸建のデメリットとして、以上6つのお話を挙げてきましたが、いかがでしたでしょうか。

戸建のオーナーになるというのは、かなり自由度が高い半面、管理が難しいと感じる方もいらっしゃると思います。

ただし新築物件を購入し年数を経てからの売却を・・・と考えると、戸建はとてもコストパフォーマンスが良く自由度も高い為、おすすめですよ!

マンションも戸建も、それぞれの良い面悪い面を見たうえで購入するのが良いと思いますので、あえてデメリットを考えてみました。

物件によっては、固有のデメリットがある場合もございますが、マイホーム不動産では早め早めにデメリットと思われる事は買主様にお伝えしております。

ライフスタイルによって、プロの視点からアドバイスをすると、がらっと方向性が変わる方も多くいらっしゃいます。

それだけ客観的な視点からのアドバイスは、重要な場合もございますね。

物件の購入について、お気軽にマイホーム不動産にご相談頂けたら嬉しいです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

それではまた!

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