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マイホームを買ったら「火災保険が必要な理由」3選

皆様こんにちは!マイホーム不動産の広報鈴木です。

今日はお客様から「マイホーム購入後には、火災保険を掛けた方が良いのでしょうか?」というご質問を頂いたので、同じように疑問に思った方に向けて役立てて頂くためにこのお話をしています。

とても単純に申し上げると、

「火災保険は任意なので強制ではないですが、マイホーム購入をしたら火災保険は掛けるのがおすすめですよ。」

というお話しです。

ではなぜ火災保険を掛けた方が良いのか?

理由を解説していきます。

それではいきましょう!

火災保険が必要な理由①日本の法律では、火事で燃えても補償されない!

さて皆様は「失火法」という法律を聞いたことはありますか?

失火法は民法の中の決まりなのですが、少しとてもかなり恐ろしい一面があります。(←日本語がおかしい。)

何が恐ろしいのかと言うと、

「火事でお隣様の家から火が移ってマイホームが燃えてしまっても、事故なら損害賠償請求すらできない。」

というのがあるんですね。

昔から火事が多かった日本の法律では、火事になった時に全部請求できてしまうと、

隣の人が犯罪者で、わざと放火したりしたらもちろん損害賠償はできます。

が、通常の火事の場合は、請求権自体が無いんですね。

いかがでしょうか、恐ろしいですね!

そんな風に「マイホームの危機に直面した時は、自分で自分の家用に火災保険をかけておかないと、誰も助けてくれないよ。」というのが民法で決まっています。

(↑言い方が・・・。)

しかももし犯罪者に放火されたとしても「放火犯が見つからなかったり」「捕まった放火犯がお金を持っていなかったり」「責任能力が無かったり」すると、誰もマイホームを建て直してはくれません。

なので、「そんな事故の時には、諦めればいいさ!」というすごい方以外は、火災保険に加入しておく方がおすすめ、という訳なんですね。

火災保険が必要な理由②東京都の火事の原因ナンバーワンの放火、されたらどうなる?

さてもうひとつ怖い話を。

先ほどの犯罪者の放火の話を、掘り下げた内容です。

それは

「東京都の火事の原因ナンバーワンは放火である」

という事と、

「放火犯は、基本的にお金を払わない」

という事です。

放火犯には、もちろんわざとなのですから民法的な損害賠償請求をすることは、できます。

刑法上の事は警察に任せるとしても、放火された被害者から損害賠償を行う事が可能です。

でも、ほとんどの放火犯は捕まりません。

また、捕まってもほとんどの放火犯は、損害賠償金を支払えるほどのお金を持っていないんです。

悲しく悔しい事ですが、日本の民法では

「無い袖は振れない」

という被害者にとって救いようがない酷な事を、平気で言ってきます。

(まあそれを税金で補填するのが難しいのもわかりますが・・・。)

しかし火災保険の補償範囲には「他人からの放火」というのが入ってきます。

自分でマイホームに火をつけない限りは、火災保険をかけておけばマイホームが放火で全部燃えてしまっても、新築する費用(かけている保険金額)は補償してくれるんですね。

このように火災は「自分が気を付ければ防げる」というものでもありません。

火災保険が必要な理由③火災保険をかけないと、地震保険がかけられない

さて火災保険を掛けた方が良い理由のもうひとつに、「地震保険をかけたいと言うなら必要」というのがあります。

保険界のシステムとして、

「地震保険は火災保険の契約にオプションとして付けるもの」

となっているので、家に地震保険を付けたければ火災保険を契約するしかない訳です。

地震保険の加入は、神戸の震災や東日本大震災以降、どんどん増えているようです。

地震保険は基本的に国が運営している保険ですから、火災保険とはルールが少し違います。

火災保険=保険会社

地震保険=国

と覚えておけばOKです。

しかし国がいちいち地震保険を個別に契約すると手間がかかりますから、保険会社に

「地震保険の窓口として、火災保険の契約ついでに地震保険契約もお願いね!」

とやっているんですね。

そして火事の場合は燃えても補償は数軒単位で済むのに対して、地震は補償対象が数百軒以上になる可能性がとても高いですね。

なので補償額をおさえないとまずい、ということで火災保険契約の金額の半分しか地震保険をかけることができません。

地震保険についてはまた別で詳しくお話ししますが、

「そもそも火災保険に入らないと、地震保険に入る事すらできない」

という事を覚えておいて頂くと良いと思います。

そして地震が起きた時の火事は、地震保険でしかカバーしてもらえません。

この事も、マイホーム不動産で火災保険の加入をおすすめする理由のひとつとなっています。

建物を守ってくれるのが火災保険、備えあれば痛手が減ります

さていかがでしたでしょうか?

火災保険は年々かけられる年数が短くなり、火災保険料も上がっています。

「これなら安心!」と「火災保険料、高い!」で揺れ動く方もとても多いと思います。

確率としては、火災保険が全額下りるほどの事故は少ないです。

しかしその数パーセントに当たった時の痛手が生活的にはとても大きいので、やはり普通のご家庭にはかけておいてほしいな、と考えております。

マイホーム不動産のおすすめとしては、「上を見過ぎず、ある程度に抑えつつ、生活を立て直せる程度」の火災保険に入る事をおすすめしています。

この記事が皆様のお役に立てたら、本当に嬉しく思います!

またぜひ、マイホーム不動産にお越し頂けたら嬉しいです。

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