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不動産売却コラム

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相続した空き家を放置してたら、動物園化!?動物が住み着いたお家は売却できるの?

皆様こんにちは!

マイホーム不動産の広報鈴木です。

今日は、年々増えている「空き家」問題の中で、「放置するリスク:アニマルハウス化」をお話しをしたいと思います。

可愛く「アニマルハウス」と呼んでみましたが、現状はかなり悲惨なケースが多くなります。

個人宅ばかりなので、写真の掲載は控えます。

皆様にもぜひ現実のリスクを知って頂き、空き家を管理する、もしくは売却するか迷っていらっしゃる方は、少しでも早く動かれる事をおすすめいたします。

それではいきましょう!

空き家に住み着く害獣!?どんな動物がいるの?都心ではいない?

それではまず初めに、空き家に住み着く動物たちにはどんな種類の動物がいるのか?をお話ししていきます。

ネズミ
騒音、フン、食害、柱や断熱材の噛み跡などで被害を引き起こします。
空き家の屋根裏や床下、壁の中などに住み着くことがあります。

ハクビシン
食べ物を求めて空き家に侵入し、屋根裏や天井に住むことがあります。
糞尿による悪臭や天井のシミ、木材の腐れ、ダニ、病原菌の発生が問題となります。

アライグマ
屋根裏や床下に住み着くことがあります。
糞尿による天井の破損や腐敗、不衛生な環境が広がる可能性があります。

ネズミなどの小動物が空き家に住んでいる場合、蛇はそれを狙って入り込むことが多いんです。

蛇は小さな隙間があれば十分に入り込めるため、換気口などから蛇が入り込むことがあります。

蛇は3Dの動きが得意で、柱を伝って高い場所に登ることができます。屋根裏や天井に住み着くこともあります。

蛇が居ても、多くの場合はねずみなどを捕食して糞尿を減らす事もあるので、無毒な蛇であれば直接的なデメリットは少ないかもしれません。

しかし売却や賃貸などに出そうとしても、内見時に蛇がいるお部屋に住みたいと思う人は少ないでしょう。

カラスやハトなどの鳥類

カラスやハトは、特に空き家の屋根裏や軒下などに巣を作ります。鳥達は安全な場所を求めて巣を作り、糞害や騒音を引き起こすことがあります。鳥よけネットや超音波機器、巣を撤去するなどが必要な場合があります。

こうして見てみると、たくさんの動物が空き家に住み着いてしまう事がわかりましたね。

東京都の住宅街を見ていると、「まさかそんな動物が住み着くなんて!」と思われる方も多いと思います。

でも八王子市の市街地のみならず、例えば都心部の空き家でもハクビシンやアライグマの被害にあうケースが多々あるので、油断は禁物です。

(*都心になると、どちらかというとねずみの被害が多くなります。)

見た目ではお家のどこから侵入するのか、まったくわからないお家もほとんどです。

(ガラスも割れていない、鍵もかけてある、雨戸も閉まっている、など・・・。)

比較的、見た目は綺麗なお家があるのも事実で、入ってみて久しぶりに家を開けた家主様もびっくり・・・、というケースも多いです。

そうなってからは色々と大変なので、ぜひこんなリスクがあるという事を知っておいて、早めに対応するようにしましょう。

大変!空き家に動物が住み着くと、こんなリスクが・・・!

さてこんな風に色々な種類の動物が住み着く空き家ですが、一番お家にダメージが出るのは「糞尿」の被害です。

動物は人間と違って、トイレで用を足してくれる訳ではありません。

住み着いてしまってからは、糞尿の片付けや消毒、動物の駆除などが大変なだけでなく、ネズミが建物をかじって破損させてしまったり、糞尿が天井や床、壁などに染み込み、建物の状態が取り返しのつかない状態になってしまう事も多いです。

動物が住み着いてしまったお家を拝見すると、キッチンから押し入れの中、廊下やベッドの上も、衣装箪笥の中も動物の糞だらけで、ひどい状態になっています。

この状態だと、本来は買取ができる家具だったものも全て消毒を伴う廃棄となるケースも多いので、片付け費用が、通常よりも余計にかかってしまいます。

動物が住み着いてしまった空き家では、匂いやシミなどの状態が酷く、リフォームをしても売り物にはならないケースも非常に多いです。

また、「建物を動物ごと解体してもらえば、更地にして売れますよね?」

とおっしゃる方もとてもおおいのですが、

中の家具ごと解体を引き受けてくれる業者さんは、普通はいないです。

なぜなら今は解体した後に、分別をして処理しなければいけないのが普通です。

もしそのまま解体を引き受けてくれる、という場合は、高額な片付け費用を上乗せしたり、違法な業者さんである可能性も否定できません。

マイホーム不動産では良心的な片付け業者さんにいつもお世話になっていますが、良心的な業者さんは売れる家具などがある場合は、片付け価格からマイナスしてくれたりします。

それが全部フンまみれだと、全て処分となりますから、いくら良心的な片付け業者さんでも、金額が高くなっても仕方がありません。

そんなこんなで、手残りがかなり減ってしまう方も多いんです。

また動物が居なければ、建物をリフォームして使用できる可能性も上がりますから、買主様の幅が拡がる、という事も考えられます。

どちらにせよ、動物の糞尿まみれになってからでは遅い、と言わざるを得ません。

そんなケースが多いのでお家を空ける場合は、できれば早く売却なり、賃貸に出すなりをして、空き家の状態を短くするのがおすすめです。

相続などでご実家を何年も空き家のまま放置し、ご兄弟の意見がまとまってから数年かけて売却をされる、という方もとても多いですが、ご兄弟で話し合っているうちに数年があっという間に経ってしまい、その間に動物が住みついてしまう、というケースは非常に多いです。

動物の糞尿にまみれてしまった後では、家の中の片付け料金が高額になるケースも増えてきますし、建物の活用も諦めないといけないケースがほとんどです。

後で「早く処分しておけば良かった。」とおっしゃる方もとても多いので、できたら皆様に広く知っておいていただきたいと思い、簡単な記事にしてみました。

もし今、皆様がお家を空き家のまま所有されているなら、ぜひお早めにマイホーム不動産にご相談してみてください。(エリアは東京都八王子市の周辺が得意です。その他の市部や区部も対応できるケースがございます。)

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