相続の不動産トラブル「相続人がどんどん増える!?不動産の相続トラブル」
皆様こんにちは!マイホーム不動産の広報鈴木です。
今日は相続のお話しです。
相続が発生した不動産で、まあまあ見かけるトラブルについてお話ししていきます。
「相続の前に知っておくと、ご家族で考えるきっかけになって良いのでは?」と思い、この記事を書くことに致しました。
それではいきましょう!
不動産の相続人が2人以上なら、できるだけ早い段階で話し合いが◎
不動産の相続でトラブルが最も多いと言っても過言ではないのが、「不動産の処理について複数の相続人の方で意見が合わない」というケースです。
ここで問題になってくるポイントは、主に2つで、この二つを満たしている場合の相続になる可能性が高い方は、ぜひ早めに話し合いなどをしておくのがおすすめ!ということです。
①相続人が2人以上
②相続の対象が金銭など分けやすいものではなく、主に不動産がひとつ
こういった場合は、「相続した不動産をどう扱っていくのか?」
という意味で相続人の方の意見が一致しないと、なかなか難しい問題として残ってしまう可能性が高くなります。
相続人が1人ならシンプルで問題は無いのですが、ご兄弟が2人以上いらっしゃるご家族の場合は、意見の食い違いが自然発生する事も多く、残されたご家族が疲弊する原因にもなっている事が多いのです。
ご兄弟の仲が良くても、それぞれ最善だと思うポイントが違う事も多々ありますから、意図せずにトラブルに発展してしまう事もある、という訳なんですね。
不動産が相続財産の時は「相続人が増える前」に短期解決がベストです。
相続人が2人以上でも全ての相続財産が現金の場合には、割合だけの問題ですから分け合うのも比較的シンプルで簡単ですね。
しかし不動産が相続財産に含まれている場合は、通常売却してその売却金額を分ける、ということになります。
その時に売却する家は、自分たちの実家であることが多く、それぞれの思い入れも違います。
例えば一人が「○○円で売却したい」と考えていたとしても、もう一人は「賃貸で貸そう」と考えているケースもあります。
また売却の時に金額や条件の折り合いが、相続人全員一致していない場合はなかなか売却がスムーズにいかない場合があります。
と、ここまではよくある話なのです
ほとんどのご兄弟はその後話し合いを進めて売却し、長くても1年以内くらいで相続財産を分けていきます。
しかしここで長引いてしまう時、だんだんと財産分けがしにくくなってしまうケースがあるので「必要以上に長引かせない!」ということを、ぜひ覚えておいて頂きたいのです。
何故かと言いますと相続で決着がつかないまま長時間が経過していくと、やがて相続人がどんどん枝分かれして増えていくケースがある、ということです。
時間が経つと、どんどん相続人の数が増える
では不動産の相続人が枝分かれしていくとどんな事が起こるのか?
答えは至ってシンプルです。
相続人が増えるという事は、不動産の所有権者がどんどん増える、という事に他なりません。
不動産の所有権をたくさんの名義人で持つとなると、売却しようとしても売る時に合意が得にくくなる可能性がどんどん大きくなるのが、大きいデメリットになります。
もしそういった事が予想される場合には、なるべく早い段階で話し合い、不動産を現金に換えておくのがおすすめです。
この記事が皆様のお役に立てたら、本当に嬉しく思います!
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