住宅ローン「借入と返済額」事前審査で無難なマイホーム予算を決めよう!
皆様こんにちは!マイホーム不動産の広報すずきです。
今日はこれから「マイホームが買いたい!」と思われていらっしゃるかたに向けて、住宅ローンの借入金額と月々の返済額について、具体的な数字をお話ししていきたいと思います。
多くの皆様は支払いに無理のない住宅ローンを組みたいと考え、お支払いからマイホームの予算を決めていく方法を選ばれます。
その中でも今住んでいる家賃と比較して・・・というケースが最多ですね。
しかしいざ支払いから決めようにも、実は実質金利が決まるにはひとつのハードルがある事をぜひ知っておいて頂きたいのです。
それはズバリ「住宅ローンの事前審査(仮審査)」です。
実際の金利は、店頭金利から優遇金利というものを引いた数字になりますが、実はこの優遇金利の幅は人によって違います。
↓の記事でも書いていますが、銀行から「借入に余裕がある人」とみなされた方が、多くの金利優遇幅をもらえるんですね。
最近はこの優遇幅を最大でとった場合の最安金利が、ネットで店頭金利として掲げられている事が多いんです。
しかしこの最安金利で本当に借りられるかどうかは、各銀行で仮審査をしてみないとはっきり言ってわかりません。
なのでちゃんとした予算を先に知るためにも、物件を見始める前の段階で住宅ローンの審査をしておくのが最近では主流となりつつありますね。
マイホーム不動産では、審査後の金利がドーンとあがる様な懸念を防止する目的で、まずは事前審査をしてから物件見学をして頂くようにしています。
この記事をご覧頂くと、金利が違う事で物件予算も変わってきてしまう事が、お判りいただけると思います。
*金融機関により金利の細かい数字が変わってきますので、ここでは細かい数字を省いて掲載しております。
*ボーナス払い無し、35年で住宅ローンを組み、金利変動がない時の計算です。
それではいきましょう!
住宅ローンの実際借りる金利が0.3%だった場合の返済額(ボーナス払いなし)
早速一番安い(低い)金利帯から見ていきましょう!
1000万円を借りた時:25,084円
2000万円を借りた時:50,168円
3000万円を借りた時:75,253円
4000万円を借りた時:100,337円
5000万円を借りた時:125,421円
6000万円を借りた時:150,506円
7000万円を借りた時:175,590円
住宅ローンの実際借りる金利が0.7%だった場合の返済額(ボーナス払いなし)
1000万円を借りた時:26,852円
2000万円を借りた時:53,704円
3000万円を借りた時:80,556円
4000万円を借りた時:107,408円
5000万円を借りた時:134,260円
6000万円を借りた時:161,112円
7000万円を借りた時:187,964円
住宅ローンの実際借りる金利が1.1%だった場合の返済額(ボーナス払いなし)
1000万円を借りた時:28,697円
2000万円を借りた時:57,394円
3000万円を借りた時:86,091円
4000万円を借りた時:114,788円
5000万円を借りた時:143,485円
6000万円を借りた時:172,182円
7000万円を借りた時:200,879円
住宅ローンの実際借りる金利が1.5%だった場合の返済額(ボーナス払いなし)
1000万円を借りた時:30,618円
2000万円を借りた時:61,236円
3000万円を借りた時:91,855円
4000万円を借りた時:122,473円
5000万円を借りた時:153,092円
6000万円を借りた時:18,371円
7000万円を借りた時:214,329円
住宅ローンの実際借りる金利が2%だった場合の返済額(ボーナス払いなし)
1000万円を借りた時:33,126円
2000万円を借りた時:66,252円
3000万円を借りた時:99,378円
4000万円を借りた時:132,505円
5000万円を借りた時:165,631円
6000万円を借りた時:198,757円
7000万円を借りた時:231,883円
金利の優遇幅は、住宅ローンの仮審査をしないとわからない
いかがでしたしょうか、金利が0.3%の時は1000万円の借入だと月々25,084円、金利が2%になると33,126円と、同じ1000万円でも月の支払額は8,042円も差が生まれてくるという訳です。
この低い実質金利があるからこそ、物件価格が高騰しても今は住宅がお買い得と言えると、マイホーム不動産では考えています。
ただしこの優遇幅をきちんと確保するためには、各銀行に住宅ローンの事前審査(仮の住宅ローン審査)を出さないと、確実な事がわかりません。
物件を実際に見る前に、住宅ローンの事前審査(仮審査)をするべき理由とは
そのため、物件をご案内するにもお支払いなどで住宅予算を考えている方の場合は、住宅ローンの事前審査をしてからがベストと言わざるを得ません。
お客様は自分で「大丈夫だと思っていた」という方が非常に多いのですが、住宅ローンの審査は蓋を開けてみないとわからないところもおおいにあります。
4000万円の物件を見てきた方が、いざ事前審査を出したら金利優遇がおもったより取れなくて、住宅予算を3500万円に落とさないといけなくなった時などは非常に悲惨です。
ただでさえ4000万円の物件でも理想の物件には出会えなかったのに、さらに予算を落とすと条件が悪すぎて(4000万円の物件を見ていたのでそう見える)もう、どこの物件も魅力がなくて家を買えなくなってしまいます。
しかしそれで一旦諦めて何年後かに再度トライしようとしたら、今度は住宅ローンの審査で年齢により更に減額される・・・なんていう踏んだり蹴ったりなケースだってあります。
この様に最初考えていた予算よりも、住宅予算を下げるというのは現実的には非常に難しい方が多いです。
皆様もぜひ、物件探しの当初に住宅ローンの仮審査をして、金利の優遇幅をご確認くださいね。
そうすると私どもも安心して物件をご案内できますし、後で不快な思いをすることも避けられます。
「事前審査のメリットはわかるけど、不動産屋に個人情報を出したくない」という方におすすめの方法
たまにお客様で「物件がきまってもいないのに、そんな個人情報は出したくない」という方もいらっしゃいますが、正直申し上げると、私どももお客様の個人情報、実は欲しくありません!
(鍵付きの収納に入れて、持ち歩きをせず厳重に管理しないといけないからです。普通はそんな情報を活用する場所もないでしょうから、最終的にはシュレッダーをしないといけません。)
でも、お客様のお気持ちもごもっともですし、理解できます。
なのでもし個人情報を渡すのがお嫌なら、不動産を探す前に住宅ローンの相談をめぼしい銀行でされるのがおすすめです。
(どこでも良いのですが、ネット銀行ならSBIやイオンなど、最寄りの銀行ならみずほや三菱など都市銀行、仕事で使っている銀行や信金など)
スピード的には不動産屋経由で出すよりも審査結果が出るのが遅くなる可能性が高いですが、個人情報を不動産屋で出すタイミングを遅らせられます。
ただしタイミング的に欲しい物件がある時なら、間違いなく不動産会社に行った方が良いですね。
物件の状況を確認しながら、最速で審査結果がわかるからです。
いまや多くの売主様は「住宅ローンの事前審査が通っていないと、契約すらしない」という姿勢がスタンダードとなってきています。
それはなぜかと言うと住宅の売買で不動産契約をする時に「住宅ローンが借りられなかったら、契約を白紙に戻しましょう」という住宅ローンの特別条項が設けられているからなんですね。
なので事前審査を先にしておくというのは、欲しい物件が見つかった時に有利なカードを一枚持っていることになります。
有利にマイホームを探すなら、ぜひ覚えておいて頂きたいですね!
この記事が皆様のお役に立てたら、心から嬉しく思います。
八王子市周辺で不動産を売りたい方、お探しの方は、ぜひお気軽にお声がけください。
(マイホーム不動産では率直なアドバイスを心がけており、八王子市周辺で「新築戸建」「売地」「中古戸建」「中古マンション」を購入希望の方、「土地の売却」「戸建売却」「マンション売却」希望の方は、個別相談もお受けしております。)
それではまた!
それではまた!